売れ型②

売れ型①では

アイデアは不満から生まれる事、3問思考についてやりました。

そもそもの問いに立ち返ってみたいと思います。

それは「アイデアとは何か?」という問いです。

Ideaと言う英単語の薬は、考え、思いつき、着想、意見、展開などいくつもあります。

さらに、日本語のアイデアには、これらの訳にとどまらない、いろいろな意味をがあるように思います。なのでここからは僕の定義で話を進めていくことにします。

僕の考える相手の定義は、「世の中の滞りを解決する発見」です。

滞りは課題や問題点と言い換えてもいいかもしれません。ここでは滞りをうまくいっていないことや漠然とした不満ぐらいに捉え話を進めましょう。

とは言え、誰でもアイディアを出す誰もが滞りを解決できるわけじゃないと思う人も多いと思います。でも、滞りを解決するならば、どんなものでもアイデアになります。

技術や専門知識がなくても良い。たった一言がアイデアになる場合もあるし、イベントの名前のチラシの文言、絵や詩、さらには歌や笑顔ですらアイデアになるかもしれないのです。だって、滞りなくを解決するすべての発見が、アイデアなのですから。

例えば付箋。これは今はありふれたものですが、最初は新しい発見だったのです。さらに、針を使わないホッチキスのような身近な必要性からの発明はもちろん、夜道を安全に歩くために服に蛍光シールを貼るのも、病院のアナウンスをわかりやすく変えるのも、もちろんアイデア。自分のPCに保存しているファイルの名前を検索しやすしただけでも立派なアイデアです。

アイデアは遠くにあるものでも、立派な概念でもなく、すぐそこにあり、誰もが考えられることです。だから難しく考えず怖がらずに、アイデアを楽しく見出していきましょう。

3問思考で考えることで、アイデアが売れるアイデアかどうかどんな人でも見極めるようになります。そして、自分の身の回りでふと見つけたアイディアが他人から見たら妄想に近いようなアイデアでもこうすればもっと売れるぞとブラッシュアップできるようになるのです。

ではここから3問思考をし使って、どうアイデアを見極め、ブラッシュアップするか、一問ずつ掘り下げていきたいと思います。

まず3問思考①の質問。

世の中動かしてきたアイディアは、すべての不満から生まれています。飛行機、電気、テレビ、印刷技術そういった普遍的な発明も、不満を見つけ、解決しようと努力したことから生まれたのです。世の中に全て大満足なんて状況は無い。だからこそ、その不満をベースにアイディアは生み出される続けるのです。ただし、その相手の中でも、売れる相手の考え方にはいくつかのルールがあります。

その「1つが人を幸せにしたいと言う情熱」です。

ところで、皆さんはポリタンクから燃料タンクに灯油を移し変える際によく使われていた手動ポンプを知っていますか?

今はめっきり見えなくなりましたが、昭和の時代には、多くの一般家庭で使われていたポンプの部分の赤い、あのポンプです。

あの大ヒット商品、実は発明家ドクター中松さんの醤油ちゅるちゅると言う発明品なのです。醤油ちゅるちゅると言う名前なのはもともと醤油の移し替えを目的として発明されたものだからです。

ドクター中松さんは子供の頃、お母さんが大きな一升瓶から醤油差し醤油を移し変えるのに苦労している姿を見ました。

そこでもっと簡単にできないかとポンプ式の道具を開発したそうです。

これはまさに、不満を解決して人を幸せにしたいと言う情熱が実を結んだ結果であり、売れるアイディアを生み出す考え方の1つでもあります。

考え型 ① 不満から幸せを作る

そして不満から幸せを生むと言う考え方をベースに次に大事な事は身近な大切な人の不満に目を凝らすと言うことです。

先程の例のドクター中松さんは壮大な夢を描いたわけではありません。2時から母を幸せにしたいと言う思いから生まれた発見が、皆が持っていた不満を減らし多くの人を幸せにしたのです。もし、子供の頃のドクター中松さんがみんなを幸せにしてやるぞと言ったことを考えていたら、醤油ちゅるちゅるは生まれなかったでしょう。だからこそまずは、自分や大好きな人の身の回りの不満に目を凝らしてみることが大切です。最終的にはみんなの間にたどり着くことも必要なのですが、それはいきなり探してもなかなか見つかるものでは無いのです。だからこそみんなの隠れ熊を見つける方法こそが、自分の半径5メートルの不満に身を向けることなのです。世界中のみんなが不満に思っている事はなんだろう?と考えてしまうと、妄想が膨らみ楽しいですが、どんどん思考が抽象的になってしまいます。だからこそそこをぐっと踏みとどまって、半径5メートル位の範囲に目を向けてみる。そこにリアルで面白い不満が隠れています。この時、もちろん自分自身の不満であっても良いのですが、身の回りにいる大切な人を幸せにしたいと思うことから、より深い不満が見つかり、より共感できる相手につながることが多くあります。

だからこそまずは、自分以外の、誰か大切な人の暮らし、人生を見つめ、困っていることをなんとかしたいと言う思いから始めましょう。そこで強く共感できる旨を見つけられれば、結果的に多くの人の不満につながっていくことが多いのです。

考え型 ② 半径5mの不満を大切にする。

身近な人の不満以外にも、相手を生み出す際に大切にすべき旨はあります。それが逆境の不満と未来の不満です。

まず1つ目は逆境の不満。逆境はまさに不満の塊です。しかし目を背けたくなるような状況のため、不満に目を留めリオナ余裕は無い場合がほとんどです。でもそんなテックスを不満に目を止めれるべきだと僕は思います。逆境の不満を解決するアイディアは、共感もモチベーションも高く、成功する可能性が高いのです。

例えば逆境の不満をはねのけ点189くれる存在になった一例として、AKB48の話があります。このアイドルグループは当初、オーディションで選ばれた全く無名の24人のメンバーから始まりました。プロデューサーの秋本康陽さんは有名だったけれど、アイドル本人たちの知名度は0円デビュー公園の一般観客は7人と言う厳しいスタートでした。メンバーはライブのためにビラ配りならばしていたそうです。しかし、AKB48は、小さな街上でしかやらないことや関係が少ないことなど、本来は不満しかない隙を逆手にとり、会いに行けるアイドルと言うコンセプトをかけてむしろ共感を高め、少しずつファンを増やしていきました。

逆境にめげず、そこにある不満を糧にしてアイディアを出し、アイディアとPhanの間にあった隔離不満から隠れニーズを積極的に生み出した結果日本揺るがすほどのムーブメントが生まれたわけです。

もう一つは未来の不満です。

例えばGoogle 創業者ラリーペイジ、セルゲイブリンはインターネット時代になるとたくさんのホームページが作られるけれど、利用者がどういうホームページがあるのかわからないし、見たいページがあってもどうやってたどりつけばばいいかわからない。そんな未来の不満を予見していました。それが今や世界的な大ヒットになりました。もしあなたが抱く漫画、将来的にみんなの不安になるようなものだとすれば、それは大きなチャンスになるかもしれません。

そうした逆境の不満と未来の不満を大切にしていきましょう。

考え型 ③ 逆境、未来の不満に気づく

つまり大切なのは、自分の半径5メートル以内にある、今と逆境と未来についての不満を探すこと。大きな野望ではなく、小さな夢が世界を変える。きっとそれが世界が進化してきた歴史の本質なんだと思います。

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